うどん好き その2

うどんが好きです。って、なんか食べることばかり書いてる気がしますが、好きなものは仕方がない!
うどん好きの話、その1 → うどん好き 

麺類全般が好きなのですが、その中でも特にうどんに目がないです。食べようとしているうどんがこちらを眺めていることを想像すると、うどんには目が無くてよかったと思いますが、例えうどんに目があったとしても、うどんには目がないです。(うわ、くだらない!)

うどんといえば、ここ数年?十数年?、讃岐うどんブームで、日本全国どこに行っても、コシのある、ある程度の質を維持したうどんを食べることができるようになりました。今となっては麺界の帝王とも言えるうどんですが、一昔前まではラーメンという大きな壁が立ちはだかっていました。しかしそんな中でも、うどん好きという信念を曲げることなく、ひたすらうどんを食べ続けていました。
小さい頃は近所の市場にある製麺所で買ってもらったうどん玉を食べ、学生時代はスーパーで安いうどんを買い、バイト代が入ればうどん屋巡りし、今は時間があるときは自家製麺するという、立派なうどん人になりました。子供に戻ることが出来て「将来の夢は?」と聞かれたら、「おうどん屋さん」と答えたい、筋金入りのうどん人です。そういえば、当時は今ほど「うどん」だけで商いをしているお店がなかったように思うなぁ。あちこちに製麺所があったという記憶があるけど。

それではここらで、自家製麺の仕方をメモしておきます。
分量はだいたい1人前なので、たくさん作りたければその分、倍数してください。1回で500g以上作ろうと思うと、人力ではけっこう大変です。

1.うどん粉を100g準備する
 うどん粉がなければ、中力粉。中力粉もなければ、強力粉と薄力粉を半分ずつ混ぜたもの。それがなければ、強力粉でも薄力粉でもなんでもいい! なんせ、小麦粉100g。

2.濃度10%の食塩水50gを準備する
 水45g、食塩5gをまぜると、濃度10%の食塩水50gができます。濃度計算(割合計算)は小学校の算数の時間に文章題なんかでよく出てくるので、これを機に復習しましょう。塩加減は、けっこうあとから効いてきますので、ここは慎重に。

3.うどん粉と食塩水をまぜる
 うどん粉に少しずつ食塩水を注ぎながら、ひたすら混ぜこねます。紙粘土のようになるまでうどん粉と食塩水を混ぜます。最初は「これでいいの?」と思うかもしれないけど、混ぜているうちに、「おぉぉぉ!」と思うようになります。

4.寝かせたりこねたりする
 人それぞれですので、適当に置いといたり、袋に入れて足で踏んだり、お好きなように。3.から5.に飛んでも、自家製麺だと美味しいです。

5.延ばして切る。
 球状にまとめたうどんを平たく延ばします。麺棒があれば便利ですが、なければないで、なんとか延ばします。厚みをなくすと、いくらでも広がるので、折り畳むと切ったときに長いうどんになります。なにもせずに折り畳むと、うどんの生地同士がひっつくので、折り畳む前に、打ち粉として少量の片栗粉をふっておくといいです。面倒だったら、小指の第一関節サイズにちぎって湯がくのもありです。

6.湯がいて食べる
 たっぷりのお湯で湯がいて、好きな出汁で食べます。時間はお好きに。まぁ、10~15分くらい?

稲庭うどんやしっぽくうどんにもブームが広がり、麺界のうどん勢力圏が大きく変わることを期待する!!!

おろかな日々

Posted by mattsun