たまねぎ 収穫・保存
昨年の11月に植えたたまねぎ(早生種)が育ってきましたので、収穫しようと思います。
コンテンツ
収穫のタイミング
たまねぎの葉が、全体の7~8割ほど倒れてから1週間くらい水やりを絶ったあたりが収穫の目安時期といわれています。たまねぎは、玉の部分が大きくなるにつれて、葉の中が空洞になってきます。そのため、玉がある程度の大きさになると、葉の中がスカスカになって自重で倒れてくる、というわけです。玉が小さいころと、収穫できるころとで葉の中の様子を比べてみると、たまねぎの肥大化とともに葉の中が空洞になっているのがよくわかります。
いざ収穫
たまねぎは、土の上にどーんと乗っているだけなので、ショウガやイモのように土を掘り返す必要もなく、葉を掴んで次から次へと引っこ抜くだけで、簡単に抜けます。
できれば、葉が倒れ始めて水やりをやめて晴天が続いたあと、土が乾いた状態で収穫すると、保存の段取りが楽ですみます。多くの植物の収穫セオリーでもありますが、水気が多いと痛むのが早くなります。ただ、この時期は雨が続いたりすることもあるので、あまり深く考えず、収穫できそうなときに収穫してしまうのが一番です。
保存方法
2個や3個であればすぐに食べてしまえますが、おそらくそうもいかないので、保存をします。水分をたっぷり含んだ新たまねぎは美味しいのですが、傷みやすいです。そのため、まずは水分を抜かねばなりません。植物は「根」から水分を吸収するので、入り口となる「根」を切り落とします。
そして次に、玉の上から15㎝ほど葉を残して葉も切り落とします。たまねぎの玉は、たまねぎにとっての養分の貯蔵庫なので、葉があると、葉を育てるために栄養を使ってしまい、人が食べるところがなくなってしまいます。ただ、なぜ15㎝ほど残すのかは、明確な理由はわかりませんでした。きっとそのあたりの寸法に成長の促進を阻害する要素があるのでしょう、知らんけど。
根を切り、葉を落とした状態で、雨があたらず風通しのよい場所においておけば、2~3か月は保存が可能です。使う分だけは、ぱっと取れるところに吊るしておきます。
とはいっても、秋口までにはすべて食べてしまいたいところです。
美味しくいただきます!
10平米にも満たない小さなエリアで「密」な育て方をしていますが、自家消費用に80苗ほど植えて70個近く収穫できたので、しばらくは新たまねぎを堪能できそうです。以前、淡路島で食べた、いづも庵名物「たまねぎつけ麺」を真似たのですが、甘みがあって、うまい、うまい! これぞ、自家消費の楽しみです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません