本の雑誌 2022年3月号

2023-05-10

特集は「文体は人生である!」

そう、文体は人生なんです! 昭和軽薄体と呼ばれた椎名誠氏の文体にあこがれて(?)、「〇〇的××的△△」や「~なのだ!」、「んだ、このヤロー! バロー!」とか書きまくってたことを思い出すと、やはり文体は人生であり、人生は文体なのだ! ファイリングされた当時の文を読み返すと、熱くて暑くて若くて馬鹿な、それでも思いの詰まった言葉がたくさん書かれてるじゃねーか! 今、読み返しても面白いこと書いてあるじゃないの! うちわネタ満載だけどさ! 無駄に「うどん」を語ってるけどさ! (いや、ホントにうどんに対する情熱がすごい・・・)

書いているうちに楽しくなってきた! しばらくはこの文体でいくからな! んだ、文句あっか、このヤロー!



「一私小説書きの日乗」を連載していた西村賢太氏が2月5日に亡くなられました。この3月号にも普段の破滅型日常が掲載されていて、何とも言えません。月並みな言葉ではございますが、ご冥福をお祈り申し上げます。