大怪獣のあとしまつ
新タイプの怪獣映画、「大怪獣のあとしまつ」。
この映画、松竹と東宝が共同で制作しているんですよ。東宝のロゴと松竹の富士山が、1つの映画の中で見られるなんて…それだけでも見る価値ありです。
以下、ネタバレがあるのかないのかよくわからない、鑑賞後感想文です。気になる人は、回れ右！
まぁ、予告編とはずいぶんと話の内容が違うというか、方向性が違うというか。正直、評価に困っちゃいますが、悪い映画じゃないです。いい映画だと思いますよ。
柳田理科雄氏（空想科学読本の作者）のような、まこと具体的な後始末を実行するのではなく、いろんな楽屋ネタ、パロディ込みで後始末する感じです。そして見終わった後、「この映画の後始末をどうやってつけるの！？」という気持ちになってしまいます。いや、面白いんですよ。いい映画なんですよ。ただ、額面通りに捉えたらダメなんです。本気で怪獣の後始末を物理的・科学的に考えちゃダメなんです。頭からっぽにして、詰め込めるだけ詰め込んだらいいと思います！
オダギリジョーと濱田岳って、カムカムエブリバディ（朝ドラ）じゃん。
劇中で、トランペット吹いたり（オダギリジョー）、お金持ち逃げしたり（濱田岳）しないか、気が気でならなかったです。