金の国 水の国
映画『金の国 水の国』オフィシャル | (warnerbros.co.jp)
元は、岩本ナオ原作で、月間Flowersに掲載されていた同名コミック「金の国 水の国」です。
なんだかのんびりと映画を観たいな、と思って選んだ映画でしたが、基本的に事前情報一切なしで作品を選ぶので、果たしてどんな作品なんだろうとドキドキしながらでしたが、大当たりの良い映画でした。
変に凝り固まったストーリーやド派手な演出はなく、普遍的な「好き」を全方位展開した、のんびりまったりめでたしめでたしな作品に仕上がっています。とても100年に渡るいさかいを経た国とは思えないくらいに、みなさん、人が良いのね。
アニメーションも、「金の国」は水以外のあらゆる資源が集まる太陽と砂漠の国でまさに「金色(こんじき)」、「水の国」は資源や工業は不足しているものの豊富な水量と自然の描かれた「瑞々(みずみず)しさ」が絵に表れています。さすがのマッドハウスです。テレビで見るより、圧倒的に映画館で観るのをおすすめします。
大々的な興行告知はされていないようでしたが、スラムダンク、ワンピース、すずめの戸締まりといった怪物級の映画が上映されている真っただ中での公開で興行的に厳しかったかもしれませんが、しみじみといい作品でした。
金の国の主人公・サーラは浜辺美波が演じていますが、よくよく聞けば、「シン・仮面ライダー」のヒロイン・緑川ルリ子でもあります。もう一人の水の国の主人公・ナランバヤルは賀来賢人が演じています。実は、賀来賢人と柄本佑の区別がついていないので、「シン・仮面ライダー」の2号・一文字隼人は賀来賢人??? と思い込んでいて、「シン・仮面ライダー」は「金の国 水の国」と同じキャストなんだなあ、とか思っていました。いやほら、事前情報なしだったので(鑑賞順は、「金の国 水の国」→「シン・仮面ライダー」)。
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