藍姫

アジサイ(紫陽花)の季節が近づいてきました。

去年、知人にアイヒメ(藍姫)をいただいたので、シチダンカ(七段花)の隣に植えたところ、しっかりと根付いてくれました。まだ、藍にはなっていませんが、藍の気配が見える色彩です。うっすらと藍色が見えますが、これから、どんどん藍の色合いが濃くなっていくと思います。

このアイヒメ(藍姫)は、学名「Hydrangea serrata (Thunb. ex Murr.) Ser.“Aihime”」(諸説あり)で、分布地・原産地は、四国は剣山系(徳島・高知)にあるといわれています(こちらも諸説あり)。「藍」と言えば徳島は藍住・美馬といった吉野川流域が発祥の地と言われていて、なるほど、古来より「藍」つながりです。
関係ないですが、邪馬台国は徳島にあったと思っているので(学生時代に四国内を東西南北中央とあっちこっちウロウロして得た自分なりの結論。もちろん、諸説ありありです)、藍姫から古代史のロマンを感じるのです。

藍姫は、七段花の藍色が濃いものを改名した品種(つまり七段花そのもの)と、上述の剣山系のものとがあるので、しっかりと見比べたいところです。(剣山系の方が、花の先っぽが丸いっぽい?)