六趣
六趣(ろくしゅ)という焼酎があるのです。原材料は「長芋」。あの、長芋ですよ!
2019年に下北半島を一周したときに三沢の寿司屋で見つけた焼酎なのですが、これが実に不思議な味なのです。六ヶ所村の特産品である長芋を焼酎にしたものだそうで、飲んでみると、あまい雰囲気がします。言うなれば、そう、「バナナ」! バナナの雰囲気のする焼酎なのです(個人の感想であり、特徴を示すものではありません)。
六ヶ所村ば、原子力燃料サイクルだったり、石油備蓄基地だったり、風力発電だったり、日本のエネルギー関連施設が集中していて、村の収入も抜群なのだとか。確かに見た目は寒村だけど、箱モノ土木行政が突き詰められているなぁという感じでした。
で、そんなエリアですが、エネルギー関連施設が来るまでは、広大な土地を持つ農村地域だったのは想像に難くないのですが、東北の寒いエリアなので冷害に強い作物の栽培、とくに根菜類が多いのでしょうな。そういえば、ヤーコン焼酎もあったので、ヤーコンも栽培してんのかな。
とまぁ、前置きが長くなりましたが、青森県物産展で見つけたのですよ、六趣を。見つけたら買わないわけにはいかないでしょう! クセになる香りと味わい、焼酎と思えないバナナ感!
ネット通販界隈では、プレミアムが付いているのか何なのか、Amazonでは4,500円(2021年2月4日)というとんでもない価格がついてます。需要と供給?
物産展で買った価格は1,600円。定価に少し上乗せされてるけど、物産展だし、送料分の加算という理解で。それにしてもAmazonだと3倍とはねぇ。生産者に敬意を払って、正しい値段で買いましょう。そしてAmazonの値段もちゃんと定価になりますように…。
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