シュシュシュの娘

2023-05-01

シュシュシュといえば、手裏剣シュシュシュ。忍者映画か、はたまた…。
いつも通りにネタバレありにつき、まだ映画を見ていない人は回れ右で。

シュシュシュの娘
(ここから、公式サイトより)
わたしの名前は未宇(みう)。
タンタンと日課のダンスをして、職場の市役所へ向かう。
しずかな公園で、ちくわの入ったお弁当を食べるのが好き。
にくみ合うのとかはイヤだけど、やがて街に吹き荒れる不穏な風。
ンんん――? 
じいちゃん、家族の秘密って?
やってみるよ、それが愛する人のためになるのなら。
(ここまで、公式サイトより)

イントロダクションもさることながら、タイトルだけで「見よう!」と決めた映画です。

地方都市の市役所勤めのさえない(?)女性が、文書改竄を苦にして自殺した先輩の無念を晴らすために立ち向かう。その過程で、実は女性が忍者の末裔だったという。忍者設定であれば、ちくわは必須アイテムだと思います。ハットリくん世代であれば、みんながみんなそう思うはずです。

コロナ禍で苦境にあえぐ映画関係者やミニシアターのための自主製作映画だということですが、自主映画だろうがハリウッド映画だろうが、面白いものは面白いんです。難しいことは抜きにして、力を抜いて見られる映画って、とても大切。こういう映画を見ていると、「自分も何か作りたいなぁ」と思えてくるから不思議です。