アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶

2021-04-17

話題沸騰、売り切れ続出(?)の「アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶」が、近所のコンビニに山ほど残ってたので買ってきました。ビール関係の流行りモノには、とりあえず乗っておく性質です。(47都道府県のキリン 一番搾りもめっちゃ飲んだ)
まずは缶をしげしげと眺めます。340mi缶なので、地味に10ml減ってる…。減った10mlの容量に、生ビールみたいな泡が出る秘密が隠されている? のであれば、かなりわくわくします。

眺めていても仕方ないので、さっそくオープン、ガポッ! したら、泡がえらいことに! カバンに揺られたのか、写真を撮るためにガチャガチャしていたからか、とめどなく出てくる、泡、泡、泡。あわわわわ…。

居酒屋でピッチャーから注いだあとのビールみたいになってしまった。缶はジョッキのように透明じゃないので、缶から謎の泡が出ているように見えます。黄金色の麦酒の上に白い蓋のような泡が乗ってこその生ビールなんだよなぁ。当たり前のことですが、ちょっと残念。缶の色が黄金色ならもうちょっと見栄えがいいかもしれませんが、スーパードライは銀色のイメージがあるので、それはそれで問題があるんでしょうなぁ。きっと会議の席でも、「泡が出た時の色合い」vs「スーパードライのイメージカラー」でもめたことでしょう(知らんけど)。

製品的に秀逸なのは、この飲み口。

これ、本当によく作られています。プルタブを外した後の部分のどこに口を当てても鋭利な個所ができないようにきれいな構造をしています。周囲をツツーっと撫でてみましたが、バリもありません。よーく見ると、2枚構成になっているので、このあたりに秘密があるのだと思います。これは技術者の腕の見せ所だなぁ!

プルタブは完全に外れる仕組みになってます。一昔前の缶飲料も取り外し式のプルタブで、ゴミが散乱したり、鳥や小動物がプルタブを飲み込むのが問題となりましたが、人間の意識が上がったとは思えない(むしろ、自分本位のポイ捨てなど、他人を思う意識は下がっている…)ので、このプルタブポイ捨てが再び問題となって、生ビール缶が製造中止に追い込まれないことを願いばかりです。

記事を書いている時点では缶の供給が足りなくて、製品供給に滞りがでているようで、ネット通販を見てもプレミア価格がついてます。
アサヒビール「生ジョッキ缶」出荷停止、先行発売も缶供給追いつかず、20日一斉販売に向け準備は進行/アサヒスーパードライ(食品産業新聞社)」
とはいえ、ざわざわ高値で買わなくても、缶の生産体制が整いさえすればすぐに供給されるでしょう。今頃、生産技術者が大変な思いをしていると思います。製品化、量産化に命を懸ける生産技術者の苦労が報われますように。

味は「きちんと清掃されたサーバーから提供されるスーパードライ」です。個人的には「たっすいがはいかん!」派なので、こちらも追従してほしい!

おろかな日々

Posted by mattsun