大相撲

土日と用事があるので、タイミングを見て大相撲12日目に献血へ。
この日の中継はタイミングのいいことに、実況はNHK藤井アナウンサー、解説は北の富士さんという名コンビ。
なんと藤井アナウンサーが、大相撲実況がこの日が最後だということを放送中に知りました。
今場所、照ノ富士が3連覇すると、太刀山、栃木山以来の100年以上ぶりの偉業ですが、その話の流れで、北の富士さんが入門のために北海道から上京した1957年1月の話が出たのですが、北の富士さんが「そういう時に藤井さんが生まれたんだな」と。で、その流れで、
 北の富士さん「ところで今日が最後なの?」
 藤井アナ「NHKの放送としては。本当にいろいろお世話になりました」
 北の富士さん「本当に藤井さんのおかげで、ずいぶん話を盛ってもらって。つまらん話を面白くしてくれました」
北の富士さんの蘊蓄や愚痴をいいように昇華できるのは藤井さんの相撲愛の賜物ではないでしょうか。自然体の名コンビがとても好きでした。向こう正面に舞の海さんの「3人そろっての大相撲」がもう見られないのだなぁ、と思うと寂しい気持ちでいっぱいです。「NHKとしては」とのことなのですが、嘱託期間も過ぎてしまったので、フリーで登板してくれないかな。デーモン閣下を「デーモンさん」と呼べる数少ない人ですし、これからも大相撲に関わっていただきたいです。

さてこの日は、御嶽海が負け(顔がこわばってるな、と思ったら北の富士さんも”緊張していたな”と。)、阿炎が快勝、照ノ富士が負け(立ち合いで右前まわしを取れなかったのが敗因か?)と、波乱含みのいい取り組みでした。