平家物語
2021年にテレビ放送されたアニメ「平家物語」、時々夜中に目が覚めたときに見てましたが、オールナイト上映で一気見する機会があったので、京都みなみ会館へ。
古典文学をそのままではなく、視聴者目線でのキャラクターを追加しながらも、平家物語としてきっちりと成り立つ構成、平安的(?)な色合い、平家の悲哀を描いた名作です。オープニング主題歌「光るとき」(羊文学)とも合致していて、オールナイト一気見ができてよかったです。
平家物語の成立が鎌倉時代前半(13世紀前半ごろ)といわれているので、原作者もびっくりの800年目のアニメ化です。まさに、時空を超えた作品です。
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
改めて文字に起こすと、深い。気がします。(人間が浅いので感想は浅い)
読み直しをしたくなりました。
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