インディ・ジョーンズと運命のダイヤル Indiana Jones and the Dial of Destiny

2023-07-09

待ちに待った新作、 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル|映画|ディズニー公式 (disney.co.jp) を観に行きました。

前回の「クリスタル・スカルの王国」(2008年)の衝撃のラストから15年。ツーカーホン関西の衝撃的なCM(1993年)から30年! ハン・ソロ(違)がスクリーンに帰ってきました。

舞台はWW2真っ只中の1944年からスタート。45歳のインディは、聖櫃や聖杯争奪の因縁の相手と相変わらずお宝奪い合いをしています。そして25年後の1969年。70歳のインディの謎解きと洞窟、レーダース・マーチ、とんでもラスト、続きを思わせる演出。やはりジョーンズ博士はこうじゃなくちゃ。これぞ「INDIANA JONES」という作品です。

さて、ハリソン・フォードは1942年生まれ。1作目のレイダース(1981年)が38歳、2作目の魔宮の伝説(1984年)が41歳、3作目の最後の聖戦(1989年)が46歳、4作目のクリスタル・スカルの王国が65歳、そして今回は御年80歳。傘寿であのアクションって、ナニモノですか?
作中のジョーンズ博士は、1899年5月20日生まれなので、1作目から順に1936年(37歳)→1935年(36歳)→1938年(39歳)→1957年(58歳)→1969年(70歳)で、劇中でも古希。古希であのアクションって、ナニモノですか?

1944年の、79歳(撮影時)のハリソン・フォードを撮影した映像を、若い時代のハリソン・フォードの映像とAIでミックスさせた「デジタル若返り」なのだとか(パンフレットによる)。
どうやって撮ったのか不思議でしたが、美空ひばりが新曲を出したり、手塚治虫が新作を描いたりする今の時代、俳優の若返りも簡単にできる時代になったようです。死者を働かせることができる時代ですが、グリーンバックやPCの中だけで映画を作るのではなく、生身の人間を外で撮影して作品を作ることがいつまでも続いてほしい、という気持ちです。だって、生身の人間でなければ、アドリブが生まれないじゃないですか! CGやAIでは「アドリブ風」にはなりますが、どこまで行っても「アドリブ」、つまり「計算外」にはならないのです。

兎にも角にも、インディ・ジョーンズですよ!

エンディングロールで、”HEALTH”や”COVID”がスタッフの役割としてあがっていました。そういう時代なんですね。そういえば、登場人物は誰もマスクしてなかったなー。(笑)

おろかな日々映画

Posted by mattsun