スピン
2022年9月から3か月に1度(年4回)、4年かけて全16号となる文学雑誌か河出書房新社から刊行されました。その名も「スピン/spin」。回転するスピンではなく、栞のスピンです。
発売に気が付いたのが第2号が発売された12月末。本屋をウロウロしていたときに面白そうだと手に取って読んでみたところ、ストンと胸に落ちたので、第1号もそのうちどこかで買えるだろうとそのまま購入。
ところがこの雑誌、かなりの人気だったようで、どこの本屋でも取り扱いが終わっており、在庫もなく、これは困った困った…。第2号からでも読めないこともないですが連載小説はやはり最初から読みたい…、でも売られていないのであれば仕方ない。と諦めていたところ、偶然入った本屋さんで第1号(残り2冊)とまさかの遭遇! もう、運命としか思えません。
連載小説を第2話→第1話→第2話と辿ることになりましたが、ようやくしっくりと来ました。その後も3号(2023年3月)、4号(2023年6月)と順調に読み進んでおります。
この本、様々な紙を使うことで「紙」の楽しさも堪能できるもいう優れもの。一見すると「出版社のPR誌かな」と思えなくもないですが、一般読書人(という言い方はあるのだろうか?)向けの文学雑誌です。300円でこれだけ読めるのはなかなかないですよ。
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